平成21年度 東山会会報

第7回 「東山へ帰る日」 実施報告

事業理事

酒井康彦

第37回(昭和53年卒)

 恒例の「東山へ帰る日」が,名大祭期間中の平成21年6月5日(金)に開催されました.今回は第17回(昭和33年)と第18回(昭和34年)の卒業生をお迎え致しました.開催当日はあいにくの雨模様でしたが,参加者は卒業生40名(第17回卒業生18名,第18回卒業生22名)のほか,東山会および母校関係者など合わせて62名とたいへん多くのご参加を賜りました.

 行事は先回と同様に,工学研究科2号館(222番講義室)にて祝賀会をおこない,続いて記念撮影,研究室見学・学内散策,そして最後に学内にあるグリーン・サロン東山「花の木」での懇親会と進められました.祝賀会では,川地秀和会長による歓迎のご挨拶のあと,機械系教室主任の山下博史先生(昭和47年卒業)により母校の現況が説明されました.引き続き,機械工学専攻電子機械分野の石田幸男先生(昭和45年卒業)から「機械力学研究今昔」と題する特別講演をいただき,回転振動現象を中心にして,旧機械力学講座から過去数十年にわたって行われて来た研究の変遷と最近ご自身が推進されております研究内容などを紹介していただきました.特別講演のあとは,2号館南館入口ロビーにて記念撮影を行いました.撮影は,第17回,18回卒業生に分けて2回行われ,外の雨模様とは対照的に,卒業生の皆様の晴れやかな表情が印象的でした.その後,4つのグループに分かれて学内見学が行われました.見学会は材力・応力コース,機力・制御等コース,熱・水力・流体コース,加工・精密コースに分かれて研究室を中心に見学していただきました.当初は,上記の4コースに加えて,最近相次いで新築された記念館や改装後間もない豊田講堂などの学内散策コースも計画していたのですが,あいにくの雨天のため中止にせざるを得なかったことが残念でした.見学会のあと,懇親会は16:30から行われ,現職機械系教員も交えて大野信忠副会長のご挨拶をはじめ多くの卒業生の皆様から思い出話も含めた興味深いスピーチをいただきました.懇親会は,17:30頃に一旦中締めをさせていただき,その後は第17回と第18回の卒業生に分かれて,ご歓談いただきました.久ぶりに会える旧友との語らいは尽きることなく,ご歓談の時間は予定より大幅に延長されましたが,時折聞こえてくる皆様からの歓声を聞くにおよび,実施当事者とて心が癒された次第です.

 最後になりましたが,卒業生の皆様の今後のご健勝をお祈りすると共に,今回の開催に当たり多大のご尽力をいただいた関係各位に厚く御礼申し上げます.

第7回東山へ帰る日(写真集)

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